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ネット上に資産を持つ時代

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資産、というと何を思い浮かべるでしょうか?

例えば、現金や株式のような金融資産。
例えば、不動産やゴールドなどの実物資産。

最近ではこれら伝統的な資産に加え、ネット上に持つ資産というものが注目されつつあります。

 

「ネット上の資産」というと、10年位前に流行った(?)セカンドライフを思い出しますね。やったことないのでよく知らないんですが、仮想空間の土地を売り買いしたりしてたんでしたっけ。なんかやたらメディア等で騒がれていた時期がありました。

今回の記事で言う「ネット上の資産」とは、セカンドライフ的なそれではなく、収益を生み出す源泉をネット上に持とうというものです。何故ネット上で資産を持つことが大切か、他の資産と比較して考えてみます。

 

金融資産のメリット・デメリット

金融資産とは、現金(預貯金含む)や株式、債券などのいわゆるペーパー資産のこと。資産としての使い勝手はピカイチですね。現金化するときもスムーズですし、維持費も少ない。

ただ、金融資産のデメリットは、自分のコントロールの効かないところでの煽りを受けやすいところ、だと考えています。

現金のまま資産の大半を抱え込んでいる場合、世の中の流れがインフレに傾いた場合、資産の目減りは避けられません。また、株式、債券などであっても、世界的な金融不安の煽りを受けて大きく価値が毀損する可能性があります。

 

実物資産のメリット・デメリット

実物資産とは、不動産やゴールドなど、形のある資産のことです。ちょっとマニアックなところだと、クラシックカー、アンティークコイン、古切手なども。世界中に金融不安の嵐が吹いたリーマンショック前後のここ15年くらいで、これら実物資産の中には何倍も値上がりしたものもあります。

実物資産は株式などの金融資産の価値が大きく下がるような局面でも価値が下がりにくい・・・どころか逆に価値が上がる場合もあります。いわゆるペーパー資産と違って自在に数を増やせるものでもないため、金融不安の折には資金の逃げ込み先として重宝されるのです。

実物資産のデメリットとしては、金融資産のメリットがそのまま裏表となります。現金化のしにくさと維持コストの高さです。

ゴールドやアンティークなどであればまだ比較的現金化しやすいですが、不動産や自動車などですとなかなか自分の思い通りの値段ですぐに売れるとは限らないですし、手続きなども手間です。

また、不動産は税金や管理費などの維持コストがかかりますし、ゴールドやアンティークは保管に気を配らないといけません。天災リスクもありますし。

 

第三の選択肢としてのネット上資産

近年ではインターネット技術の発達もあり、個人でも気軽にネット上に資産を持てる時代になりました。

もっともお手軽なもので言うと、収益性のあるサイトやブログ。あるいは、電子書籍やnoteなどの有料コンテンツ販売。スキルのある人なら、自分で撮った写真や自作曲などを売ることもできます。

何もこれらは全く新しい資産、というわけではありません。昔から文章や写真や音楽で収入を得ている人はいましたが、狭き門でした。ネットの登場によりこれら資産を持つことの敷居がぐっと下がった感があります。

 

とは言うものの、大事なのはバランス

本記事では「ネット上の資産最高!他の資産なんて要らんかったんや!」などと言うつもりはありません。ネット上に資産を持っても、サイトのアクセス数は上がり下がりあるでしょうし、有料コンテンツも売り上げにバラツキがあります。決して手放しで安心できる資産というわけではありません。

大事なのは、「卵はひとつのカゴに盛るな」という格言もあるように、金融資産、実物資産、ネット上の資産をバランスよく保有することかと思います。

せっかく個人でも自由に発信し、ネット上に資産を持つことが容易になっている面白い時代なのです。これを活かさない手はないでしょう。

 

 

 

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