職場の人間関係に関する記事を読みました。
仕事上の悩みの大半は人間関係
ドラマ「古畑任三郎」でこんな話がありました。テレビの特番で超能力者が今泉くんの悩みを次々と当てていく、というものです。
超能力者「あなた、いま悩みをかかえていますね?」
超能力者「悩みは仕事のことでしょう?」
超能力者「悩みの内容はズバリ、人間関係ですね?」
今泉くん「なんでわかるんですか!?」
これに対して、(ドラマ内の)学者がこんな持論を述べています。
「悩みの無い人間などいない。成人した男の悩みはたいてい仕事がらみ。どんな悩みも突き詰めれば人間関係が絡んでくる。つまり、当たり前のことを言っているだけで、こんなもの超能力でもなんでもない」
そうなんですよね。仕事していればで大なり小なり悩みを抱えるものですし、たいていその悩みの根本原因を考えると、人間関係が上手くいっていないってとこに帰結しがちです。逆説的にいうと、職場の人間関係が良好な場合はちょっとやそっと仕事が上手く行かなくても深刻に思い悩まない気がします。
反撃もひとつの手だが、「逃げる」という選択肢も常に頭の片隅に入れていたい
劣悪な人間関係の中に身を置き続けても何の意味もない。「あんたいい加減に自分の身をわきまえなさいよ」と言わないと、心も体も理不尽にぼろぼろにされてしまうことは、往々にしてよくある。
冒頭に紹介した記事では、きつい物言いをしてくる上司に対して耐えていても何も変らない、ガツンと反撃してやれば意外と相手は大人しくなる・・・といった見解が書かれています。これも1つの手ではあると思います。
しかし、高圧的に接してくる上司に正面から向かっていく、というのは言うは易し、行うは難し。特に大人しい性格の人にとっては、なかなかできることではありません。
しかも仮にガツンとやってそれで相手が本当に大人しくなってくれればいいですが、状況が悪化してさらに働きづらい環境になってしまう、という可能性も重々あります。
こんなときは「逃げるが勝ち」です。
最近「逃げるは恥だが役に立つ」なんてドラマも流行ってましたし、某アニメの主人公も「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」なんて言ってましたが、逃げるのは恥でもなんでもないし、逃げちゃダメなんて理屈もないもないと思うんですよね。耐えられないほど人間関係が悪いのならば、心を壊される前に逃げるのも手です。思いきって上に部署移動を願い出てもいいですし、最後の手段として会社を辞めるという選択肢もあります。
もちろん逃げた先に理想の人間関係の環境が待っている保証はどこにもありませんが、座して死を待つくらいなら、まずは動くべきです。
その昔、偉大な漫画家・高橋留美子先生が「らんま1/2」という漫画の中でこんな奥義を登場させていました。
無差別格闘早乙女流奥義「走・考・攻」(逃げながら反撃方法を考える)
素晴らしい考え方だと思いますね。まずは逃げて、それからどう人生を立て直すかを考えたっていいじゃないですか。「逃げる」という選択肢があることを忘れてはいけません。
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