「エモい」って言葉最近よく目にするんですけど、いまいち意味が良くわからないんですよね。
Wikipediaで調べても、
エモいは、英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」[1]、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」[2]などを意味する日本語の形容詞。感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないとき[1]、「哀愁を帯びた様」[3]などに用いられる。
みたいな、わかるようなわからないような説明。
というか、「感情が動かされた状態をエモい」とするなら、人によって何を「エモい」 とするかは千差万別になりますよね。
自分の記事の中から「エモい」記事選ぶとすると、下記の記事なんかが「エモい」と思ってるんですけど、使い方あってますかね?一応感情のまま書き散らかした記事なので。うーむ、よくわからない。
そこで、ココナラで活躍されている売れっ子ライターさんに「エモいとは何か?」を教えてもらうべく、
「とにかくエモい記事を書いてください!」
という超絶ふわっとした依頼をしてみました。
-----------------------------[ 外注記事ここから ]-----------------------------
最果ての地“アフリカ”と約束した28歳の夏
夕陽が何か言いたそうにこちらを見ている。
少なくとも、俺はそんな夕陽の目がひどく胸に突き刺さったことを今でも鮮明に覚えている。
俺の中の絶対的な心の“高い鼻”は見事に背中を向け、まるで聖歌隊の子供たちのような姿をしている。
歩くたびに目から木漏れ日があふれてくる。
いつからだろう。
絶対的な“自信”と圧倒的な“慢心”を胸いっぱいに抱えて。
全てを捨てて覚悟を決めたと勝手に思い込んで辿り着いたアフリカ大陸。
“同郷人がいるのはどうしても許せない!”
と俺の中の“リトルME”が叫ぶから邦人がまず訪れないであろうジンバブエに決めた26歳の夏。
夢と言えば少し大げさかもしれないけど、“困っている人”のために何かできることが必ずある。当たり前のように思っていたんだ。
1つだけ確かなことがあったよ。
ジンバブエには困っている人が星の数ほどいたってこと。
- 極度の貧困でお腹が風船になっている子供
- ワンコインで身体を売ろうとしてくるプロスティテュート
- 生きる希望が持てなくて、さまようことしかできない親爺
でもね。
その中で誰が一番困っていたかわかる?
それはね、
そんな人達のために何かできるほどの大した能力もない東洋人。
そう。
まぎれもない俺だったんだ。
ジンバブエの中には、日本中の女が羨ましがるような大きくて“パッチリ”した希望と夢に溢れた目をした子供たちがたくさんいた。
そんな未来の主役たちの目を初めて見た時は全身に“鳥肌”が立った。
そして、心に誓ったんだ。
この子達の“役に立とう!”って。
俺がいた730日と24分。
ジンバブエの将来を担う小さな勇者多たちの目をさらに輝かせることができたのかな?
俺が持っている“魂”を使い切れたのかな?
俺の行動で誰かを笑顔にできたかな?
残念ながらその答えはNOだと思う。
認めたくないけど、NOだと思う。
でもね。
最後にこれだけは言わせて欲しいんだ。
“俺は必ずまた来る”
二度と唇噛みながら震えることがないように。
二度と悔し涙を流さないように。
そして、
次はみんなに大きな“希望”を届けられるように。
不確実な俺の能力を確実なものにして。
言っておくけど。
これはあの政治家の言葉じゃないから信頼していいから。
もし、世界中のみんなが反対したとしても。
その反対を元気玉に変えて戻るから。
夢と希望をたくさん詰めて、今にも破れそうな風呂敷と共に。
笑わないでね。
-----------------------------[ 外注記事ここまで ]-----------------------------
上の文章はココナラで200件以上のライティング実績のある「YAMATO222 」さんに書いていただきました。ふわっとした依頼内容であるにも関わらず快く受けてくださり、感謝です。
まとめ
ひとつ、僕が勘違いしていたことがあります。
「エモい」が「感情を強く揺さぶられた状態」を指すならば、依頼した「エモい記事」はどうやって人の心を揺さぶろうとするのだろう、強い言葉か、情熱的な文体か・・・そういった方法論ばかり気にしていました。
でも、実際ライターさんに納品してもらった「エモい記事」はYAMATO222さんがアフリカで見聞きし感じた経験を、そのままストレートに「素の言葉」で並べているだけ。でも確かに「エモい」。
よくよく考えれば当たり前なんですが、「エモい記事」は「エモい経験」に裏づけられているからこそ「エモい記事」たりえるのだということに気づきました。もっと早く気づけという話ですが。
結論。
「エモい」とは心が揺さぶられるような経験の土台があってこそ、と見つけたり!