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転職したいときに具体的な退職理由を話す必要は無し!「一身上の都合」を貫き通せ!

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収入、やりがい、人間関係・・・様々な理由から転職を決意し、いざ会社に退職を申し出ようとしたときに、

「退職の理由は何て言おうか・・・」

という点で悩む人は多いんじゃないでしょうか?

 

素直に言うべきか、面倒ごとを避けるために適当な理由をでっちあげるか。

 

結論から言うと、汎用性最強の退職理由「一身上の都合」を最後まで貫き通すことをおすすめします。

 

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「一身上の都合」って何?

退職理由でよく使われる「一身上の都合」ですが、そもそもこの言葉どういう意味なんでしょうか?

 

Weblio辞書には以下のように書かれています。

しばしば退職などを願い出る際に使われる、企業とは関係のない個人的な事情があることを意味する語。「一身上の都合により」という形で用いられることが多い。

一身上の都合(いっしんじょうのつごう)とは - 一身上の都合の読み方・日本語表現辞典 Weblio辞書

 

なんかふわっとした説明ですが、要するに、

「個人的な理由だから詮索するな、察しろ」

というメッセージをオブラートに包んで会社側に投げかけているわけですね。

 

 

会社からの引止め説得時に理由を聞かれても、「一身上の都合」を貫き通せ! 

労働法上、退職理由を具体的に申告する義務は特にありませんから、退職願を書く際の退職理由は「一身上の都合」だけで十分です。

 

問題は、会社側から引止めの説得を受けたときです。

 

最近はどこもかしこも人手不足ですから、会社側としてはせっかく育てた人材をみすみす手放したくないのは当然のことです。そうなると、上司とか人事関連の人間から、退職を思いとどまるように説得を受ける可能性は高いです。

 

その際、退職願には「一身上の都合」と書いていても、なんやかんや話の流れで「真の理由」を探られることになるでしょう。引き止める側としては、退職理由が具体的にわからないことには説得の糸口がつかめませんからね。

 

  • 給料に不満があるのか?
  • 会社の雰囲気や人間関係に不満があるのか?
  • 仕事内容に不満があるのか?

等々。

 

ここで根負けして、

「実はもっと給料の高い会社に転職したくて・・・」

などとぽろっと本音を言わないように注意しましょう。

 

というか、僕自身が数年前にこの失敗をしてしまいました。「一身上の都合」という理由を貫き通せずに、ついつい収入面の不満を話してしまったのです。

 

そうなると、会社としては、なんとかその部分の不満を和らげようとしてきます。

 

僕の場合は、

  • 会社としても給料を段階的に上げていけるように長期的に戦略を練っている。
  • 君をゆくゆくは管理職に抜擢しようと考えていた。そうなれば収入も上がる。もう少しがんばってほしい。

といった提案を受けました。

 

しかし、基本的にはこういうのはあまり真に受けないほうがいいです。そもそも、上の話が本気だとしても、こちらが退職を切り出してから初めてその話を振るのもおかしいですし、説得に当たっている人(中間管理職)には大きな権限が無いのが一般的です。

 

説得する上司の側としては、部下に簡単に辞められると自分の評価が下がる、でも明日から給料を上げてやるなんて確約する権限も持っていない・・・そうなるとふわっとした抽象的な説得文句を並べるしかないのです。

 

 

退職理由を告げる際に「本音」を話すのは、会社からの引き止め交渉が長期化するだけで、メリットは無いといって良いでしょう。

 

 

できる限り穏便に退職するのがベター

というわけで、会社側からどれだけしつこく退職の真の理由を問い詰められても、最後まで「一身上の都合」を貫き通しましょう。

 

退職理由の本音を話してしまったり、ましてや、間違っても感情的になったりしてはいけません。退職の手続きに支障が出るだけです。

 

特に、同業他社に転職が決まっている(もしくは転職しようと考えている)ならば、なおのこと穏便に事を運ぶべきです。どこでまた仕事上の絡みがあるかわかりませんし、転職先の会社に悪評が伝わってしまう危険性もあります。

 

退職を告げる際には、大人の態度で穏便に、斜め下45度あたりを凝視しながらひたすら「一身上の都合」を主張する。これがベターです。 

 

「理屈はわかるけど、実際会社の偉い人たちから延々と理由を聞かれたら、根負けしそう・・・」

という人は、最近話題の退職代行サービスを利用して、退職に関する交渉を任せてみるという手もあります。

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転職時には他にも、

  • 履歴書の書き方
  • 面接対策
  • 転職先候補の会社の社風は、自分に合うのか?

などなど、疑問や不安はつきません。初めての転職活動の場合は、自分だけで動くよりも経験豊富な転職エージェントの力を借りることをおすすめします。

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