(2018年7月31日追記)
※エコブックスのクイック仮査定は2018年6月28日を持ってサービス終了となりました。同種のサービスに「ブックサプライのリアルタイムお試し査定」がありますので、試してみてください。
古本買取「ブックサプライ」のリアルタイムお試し査定は本の状態別の査定額を出してくれるので便利!
読まなくなった古本を処分したいときに、
「いくらくらいで売れるのか」
というのは気になるポイントかと思われます。
今回は、本のざっくりとした買取相場をネット上で簡単に知ることのできる「エコブックスのクイック仮査定」サービスをご紹介します。
エコブックスのクイック仮査定のココが凄い!
- 査定したい本のISBNコードを打ち込むだけ!
- 最大30冊まで同時に査定可能
実際にエコブックスを利用してみたときの記事はこちら↓
クイック仮査定の方法
クイック仮査定の方法を説明します。
まずは、査定したい本のISBNコードを調べます。本の裏表紙に書いてある13桁または10桁の数字がISBNコードです(下記写真の赤枠で囲ったところです)。
本によっては10桁と13桁の数字が両方書いてあったり片方しか書いてなかったりしますが、査定の際はどちらを使用しても構いません。
※上の例は「よつばと!」1巻背表紙
次に、エコブックス(ecobooks)にアクセスし、「1冊2秒 無料査定ボタン」
を押します。
下記の入力窓に、ISBNコード(ハイフン無しの10桁または13桁の数値)を入力します。改行で区切って最大30冊まで同時査定可能です。
「買取価格検索」ボタンを押して、数秒~数十秒後(査定する数によって異なります)に仮査定結果が表示されます。
こんな感じにさくっと査定が完了します。ただしこの査定結果はあくまで仮のものであり、本の状態などによって実際の買取価格は変わってきます。
その他、注意事項は下記通り。
<注意事項>
※洋書は一切買取は行っておりません。
※買取不可品でも、査定結果が出る場合がありますが、買取できませんのでご了承下さい。
※年号もの(●年度)の書籍は、実際の相場を考慮し、減額対象となります。
※買取価格は現時点での参考買取価格です。買取保証ではございません。
ジャンル別の仮査定結果
試しに、話題の本を中心にジャンル別に仮査定してみました(※仮査定結果は2018年12月時点のデータです)
漫画
- 「よつばと!14巻」(あずま きよひこ/2018年4月発刊)・・・39円
- 「働かないふたり15巻」(吉田 覚/2018年11月発刊)・・・216円
- 「ふらいんぐうぃっち7巻」(石塚 千尋/2018年9月発刊)・・・30円
- 「マイホームヒーロー5巻」(山川直輝/2018年9月発刊)・・・93円
- 「HUNTER×HUNTER36巻」(冨樫 義博/2018年10月発刊)・・・41円
人気の漫画の最新刊を査定してみました。「働かないふたり」15巻は先月出たばかりなのでなかなかの高価格になりましたが、発売から数ヶ月経っている他の漫画は一気に価格が下がってますね。
小説
- 「いまさら翼といわれても」(米澤 穂信/2016年11月発刊)・・・98円
- 「豆の上で眠る」(湊 かなえ/2017年6月発刊)・・・5円
- 「スレイヤーズ16 アテッサの邂逅」(神坂 一/2018年10月発刊)・・・126円
- 「たんぽぽ娘 (河出文庫)」(ロバート・F・ヤング/2015年1月発刊)・・・134円
- 「夏への扉[新訳版] 」(ロバート・A・ハインライン/2009年8月発刊)・・・101円
ミステリーやライトノベル、海外SFなど幅広いジャンルの小説を査定してみました。
価格帯は漫画と大きく変わりませんが、漫画に比べて価格が落ちにくい傾向がある気がしますね。ハインラインの「夏への扉[新訳版]」なんて、もう9年も前に発刊された本ですが買取価格100円を超えています。
かと思えば、湊かなえさんの「豆の上で眠る」は去年出たばかりですが、二束三文の値段になってしまっています(人気のある話題作なのですが・・・)。
なかなか興味深い結果になりました。
ビジネス本
- 「多動力」(堀江貴文/2017年5月発刊)・・・132円
- 「学びを結果に変えるアウトプット大全」(樺沢紫苑/2018年8月発刊)・・・418円
- 「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」(ふろむだ/2018年8月発刊)・・・300円
- 「いま君に伝えたいお金の話」(村上 世彰/2018年9月発刊)・・・324円
- 「amazon 世界最先端の戦略がわかる」(成毛 眞/2018年8月発刊)・・・367円
ビジネス本は漫画や小説に比べて新品の単価が高い(1000円~2000円)だけあって、買取相場の単価も結構高いですね。
ホリエモンの「多動力」だけが去年発刊の本で、他の本は今年出たばかりの本です。漫画ほどではありませんが、時間が経過すると一気に値段が落ちるようです。
専門書
- 「生物学と医学のための物理学 原著第4版」(2015年1月発刊)・・・781円
- 「みんなの医療統計 多変量解析編」(2017年5月発刊)・・・604円
- 「組込み開発者におくるMISRA‐C」(2006年10月発刊)・・・842円
- 「カラー徹底図解 基本からわかる電気回路」(2015年11月発刊)・・・681円
- 「量子化学―基礎からのアプローチ」(2008年1月発刊)・・・581円
いろんな分野の専門書を査定してみましたが、軒並み高単価の査定額が出てきました。まあ、元々の値段が高い(2000円以上)というのもありますが。
組み込み系業界の専門書「MISRA-C」はもう12年も前の本ですが、いまだに800円以上の値段で売れるというのは凄いですね。
まとめ
クイック仮査定でざっくりとした買取価格を調べて、納得いく値段で売れるか確認してから買取依頼をすると失敗が少なくなりそうです。
ざっと調べたところ、専門書の買取相場は安定してますが、漫画は値下がりペースが早いみたいですね。
エコブックスは30冊以上の買取で送料無料で宅配買取を受け付けてもらえるので、まとめて本を処分したい人におすすめです。
古本買取サービスについては他にもこんな記事を書いてます。
漫画に強い買取店、専門書に強い買取店など、店によって強みが違うので、売りたい本に応じて使い分けるとお得です。