前から気になっていた漫画「ワンナイト・モーニング」を読みました!
一夜をともにしたカップルが翌朝一緒に食べる朝ごはんをテーマにした1話完結オムニバス形式の漫画です。(前日談や後日談が描かれるカップルも多いです)
感想をつらつらと書いてみます。若干ネタバレ注意!
意外と恋愛漫画だった
良い意味で裏切られたのが、「意外に恋愛漫画してる」ってとこです。恋愛ラブコメ大好物ですので(笑)
そもそも、本作タイトルの「ワンナイト」はワンナイト・ラブのことを指していると思われますが、
ワンナイトラブとは?ワンナイトに溺れやすい女性の特徴を紹介 - CanCam.jp(キャンキャン)
ワンナイトラブとは、文字通り、ワンナイトのラブ、つまり「一夜限りの恋」ということ。その場だけのカラダの関係を、少しロマンチックに表現した言い方です。
ワンナイト・ラブってこういう意味じゃないですか。ラブと名がつくものの愛だの恋だのとは距離のある、身も蓋も無い言い方をすれば「性欲だけの関係」と言いますか。
でもこの漫画の登場人物たちはもう少しだけ恋愛寄り。その場の勢いとかお酒の力を借りてとかってのも多いですが、いざコトに及ぶ瞬間はお互い相手に好意を抱いてますし、相手に好意を抱くきっかけや過程も丁寧に描かれてます。
学生同士の甘酸っぱい関係なんかもあったりして、読んでてニマニマしてしまいます。
エロと食事のバランスが程良い
「ワンナイト・モーニング」各エピソードの大まかなテンプレートは、2人でイチャラブの夜を過ごした後に美味しそうな朝ご飯を食べることです。言うなれば、性欲(≒恋愛)と食欲の合わせ技。
グルメ系の漫画って僕結構苦手なんですよね。なんか、登場人物の食に対する主張とか信念が押し付けがましく感じちゃって。
その点、「ワンナイト・モーニング」はグルメ部分が出しゃばり過ぎないというか、さらっとしてて、かつ、普通に美味しそうで...このバランス感覚好きです。
エロ部分も、エロ過ぎないのが逆に良いです。
「面白そうだけど、あんまりにもエロい漫画はちょっと...」
という人でも比較的安心して読めるんじゃないかと。
12月4日時点で5巻まで刊行されてて、2022年にはドラマ化も予定されている本作。今後の展開も楽しみです。
僕はまだ2巻までしか読んでませんが、個人的にはコンビニバイトの男女の恋愛の行方が気になります。