ファイナンシャル・プランニング技能士は資産運用、税金、不動産など、お金に関する相談業務の専門家としての国家資格です。こういった仕事はファイナンシャル・プランナーと呼ばれることも多いですね。
近年お金に対する関心の高まりと共に、金融・保険業界の人以外にも普通のサラリーマンや主婦でも受験する人が増えており、注目を集めています。
入門用の3級試験は合格率も50%以上あり難易度は低めですが、それでも無勉強で合格できるほど甘くはありません。日々の仕事や生活に追われて忙しいサラリーマンや主婦の人向けに、なるべく省エネで合格できる勉強法を書いてみます。
3級FP技能士
勉強は就寝前に!
仕事や家事、育児などに追われているとなかなか勉強する時間って作れませんよね。そういうときは割り切って就寝前だけ集中して勉強する、と決めてしまうの手です。
就寝前に覚えたことは記憶として定着しやすいと言われており、下手にだらだら勉強するよりも就寝前に例えば30分だけとか集中的に勉強して、そのまま寝落ちしてしまうくらいがちょうど良いです。
教科書的な本よりも問題集を買ってひたすら解きまくる
資格試験勉強用の本には大きく分けて「教科書的な本」と「問題集」があります。
「教科書的な本」は知識を体系的に覚えるにはおすすめですが、本としての文量も多くなり、読破するにはまとまった時間が必要になります。
FP3級試験の問題は一般常識の延長線上にあるようなレベルのものが多いため、必ずしも基礎から体系的に覚える必要は無いと僕は考えています。問題集を1冊買って過去問や模擬試験問題をひたすら解きまくり、ポイントのみを抑えていくほうが効率が良いです。
みんなが欲しかった! FPの問題集 3級 2016-2017年
- 作者: 滝澤ななみ
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2016/05/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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苦手な分野はあえて捨てる!
ある程度勉強を進めていくと、得意な分野、苦手な分野が出てくると思います。僕は不動産関係の分野が苦手で、なかなか頭に入ってきませんでした。
こういうときは、思い切ってその分野を捨ててしまうのも有りです。FP3級試験は全体の6割を解くことができれば合格なので、ひとつくらい苦手な分野があってもなんとかなります。マークシートによる選択式なので、ボンヤリした理解度でも結構解けたりしますし。
苦手な分野にこだわって全体の勉強効率を下げるより、得意な分野を伸ばして確実に点数を拾っていったほうが良いです。
まとめ
僕と妻はこの勉強方法により、1日30分3週間ほどの勉強量でFP3級に合格することができました。暗記が得意な人であれば、もっと短時間で合格できるかもしれません。
FPの知識は専門家以外でも持っていて困るものではありませんので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか?
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