※2019年2月16日 記事内容追記しました
「銀行で投資信託を買ったら、あまりの手数料の高さにびっくりした」
という意見を散見します。
なるべく投資信託の手数料を抑えようと思ったら、銀行ではなくネット証券で買うのがおすすめです。
ノーロード(購入時手数料無料)の投資信託が数多く揃えてあり、また信託報酬(毎年支払う手数料のようなもの)が低めの投資信託も多いからです。
今回はネット証券大手4社のそれぞれの特徴を超ざっくりとまとめてみました。
SBI証券
ネット証券最大手。ノーロード投資信託の取扱い本数も多く、外国株や外国ETFも買えます。ネット証券どこにしようか迷ったら、とりあえずSBI証券にしておけば大抵大丈夫。
使いやすい管理画面と豊富なラインナップに定評があり、初心者から上級者まで幅広く支持されています。口座開設数420万以上(2018年3月時点)で、ネット証券ではダントツ1位です。
2019年4月からは利用者の多いTポイントを使って株を買うことのできる【SBIネオモバイル証券】 がサービス開始しました。投資と聞くと損失が怖くて躊躇する人もいるかもしれませんが、ポイントを投資に回すだけなら気軽に始められそうですね。
TポイントはYahoo! JAPANカード(Yahooのクレジットカード)でも貯めることができるので、利用している人にとっては投資効率良さそうです。
SBI証券で口座開設するときは、ネクシィーズ・トレード経由で申し込むと丁寧にサポートしてもらえるので、初めて証券会社で口座を作る人におすすめです。
楽天証券
SBI証券と双璧をなすネット証券。ノーロード投資信託の取扱い本数もかなり多いです。貴金属(純金、純プラチナ、純銀)積み立てサービスも行っていて、バラエティに富んだ商品ラインナップ。
また、2018年から楽天スーパーポイントによって投資信託を購入することができるようになりました(2018年9月30日から積立にも利用可能)。
楽天カードで投資信託を購入することもできるので、
- 楽天カードで投資信託購入
- 楽天スーパーポイント付与
- 楽天スーパーポイントで投資信託購入
という、錬金術のようなサービスを展開中。SBI証券のTポイント投資同様、こちらもかなり美味しいです。
カブドットコム証券
三菱UFJグループの証券会社。ノーロード投資信託の取扱い本数はSBI、楽天よりは少ないですが、カブドットコムの最大の特徴はフリーETF(売買手数料無料の上場投資信託)です。外国債券を取り扱っているのも売り。
三菱東京UFJ銀行との間では入出金手数料が無料なのも嬉しいところ。
マネックス証券
ノーロード投資信託の取扱い本数はカブドットコムと同じくらい。特徴が無いのが特徴・・・と思ってましたが、いつのまにやら純金積み立てサービスを行っていました。純金積立と言うと、田中貴金属や三菱マテリアルのような専門業者が取り扱っているイメージが強いですが、最近は証券会社でも取り扱うところが増えてきましたね。
著名な実業家、内藤忍さんが過去に所属していました。
まとめ
投資信託を買う際は、気軽さからいつも使っている銀行を利用したくなるかもしれませんが、手数料の安さや取扱い本数はネット証券のほうが断然上です。
大事な資産を運用するのですから、ちょっとだけ手間をかけてネット証券で口座を開設することをおすすめします。
- 最近何かと話題の「ハイイールド債」は個人投資家の投資対象として有りか?
- 三菱UFJ国際投信の新ブランド「eMAXIS Neo」シリーズが面白そうなので投資してみることにした
- 株式投資の目的が配当金なら、高配当日本株のETFが管理が楽なのでおすすめ!