ちょっと面白いサブスクを発見しました。その名も「タダ本」!
古本業者のネットオフが運営しているサービスで、漫画やラノベの古本が毎月定額で15冊まで貰えるみたいです。
電子書籍読み放題のサブスクは今までにもありましたが、実物の本が貰えるサブスクはあまり聞かないですよね。既存のサービスに比べてコスパがどうなのか、計算してみました。
「タダ本」とは
サブスク「タダ本」の主な特徴は以下の通り。
- ネットオフで販売している110円以下のコミック・書籍がすべて0円になる
- 年会費5,800円(送料別)で対象商品20万冊以上の中から毎月15冊まで選べる(年間最大19,800円分)
- 対象となる商品は、ワンピース・進撃の巨人・NARUTOなどのコミック人気作から、東野圭吾・池井戸潤などの名作小説、ビジネス書まで幅広い
- 商品の品質はネットオフで通常販売しているものと同品質
- 送料は1回の注文で全国一律440円(税込み)
ライバルは「Kindle Unlimited」か?
本のサブスクと言えば一番有名なのは、やはりAmazonの電子書籍読み放題サービスKindle Unlimitedかなと思いますが、こちらの特徴は、
- 30日間無料体験(初回のみ)
- 月額980円
- 対象商品は200万冊以上(2021年4月時点)
- 一度にダウンロードできるのは10冊まで
こんな感じ。月額費用はタダ本よりも高いですが、対象商品の数はおよそ10倍です。
読書量多い人ならコスパは「Kindle Unlimited」に軍配、所有欲満たしたい紙派の人は「タダ本」もアリ
タダ本(送料含む)とKindle Unlimitedの月々の料金を比較すると、Kindle Unlimitedのほうが約1.5倍高いです。
ただし、Kindle Unlimitedは対象となる本がタダ本の10倍ある上に、1か月15冊までと制限のあるタダ本に比べてKindle Unlimitedは文字通り読み放題です。一度にダウンロードできる数は10冊までと限りがありますが、読み終わった本を解放すれば新しい本をダウンロードできるので、時間の許す限り何冊でも読めます。
ざっくり計算で、1か月に25冊程度以上本を読む人であれば、Kindle Unlimitedのほうがお得ですね。
ただ、本は電子書籍よりも紙で読みたいという人も多いでしょうし、好きな本を自分のモノにしたいという所有欲のある人もいるかと思います。そんな人はタダ本のほうが向いてますね。
読書スタイルによってメリットデメリットが変わってくるので、タダ本とKindle Unlimitedどちらがコスパが高いかは一概に言い切れない気がしますね。僕はどちらかと言えば本は紙派なのですが、住んでる家が狭くて本を溜めすぎるわけにはいかないため、Kindle Unlimitedを愛用しています。