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ハイパーインフレ後の世界で購買力を維持して生き残るために、何を用意しておくべきか?

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「ハイパーインフレ後の世界でどうやって生き残ればいいんだろう?」

という妄想したことないですか?

 

僕は「中学生男子が教室に乱入してきたテロリストを華麗に撃退する妄想」程度の頻度でこの妄想をしています。・・・少し言い過ぎました。

 

例え日本円が紙くずになろうと、経済がぼろぼろになろうと、人間は営みを止めるわけにはいかないわけで、そうなるとどうしても「モノ」を手に入れる必要があります。一番優先度が高いのはやはり食糧ですかね。

 

今回の記事では、ハイパーインフレ後の世界で欲しいものを入手するための購買力維持するために今のうちに何を用意しておくべきか、経済ド素人の僕の妄想をつらつらと書き綴ります。

 

※「そもそもハイパーインフレとは何ぞや?」という人は以下のリンクへGO!

 

 

米ドルの現物を持つ

「日本円がダメなら米ドルを持てばいいじゃない!」

という発想がまず浮かびますよね。

 

世界最強のハードカレンシー*1は伊達ではありません。近年ハイパーインフレに陥ったことで有名なジンバブエも、最近まで主に米ドルを利用して経済を回していました。*2

 

 

じゃあ、外貨預金や外貨MMFで米ドルを持てばいいのかというと、これでは意味が無いんじゃないかと個人的には思ってます。

 

ハイパーインフレに陥った日本社会で銀行口座や証券口座がまともに機能しているかって言うと、 ちょっと怪しくないですか?最悪口座凍結されて資産没収、なんて可能性も無くはありません。

 

米ドルを持つなら現物(紙幣や硬貨)でタンス預金が賢明かも。タンス預金没収は憲法改正して相当強権的にならないとまずできない・・・はず。

 

 

 

金のプチインゴットを金貨や持つ

「いやいや、日本円だけじゃなくて米ドルも紙くずになったらどうするのさ?」 

という心配をする人もいるかもしれません。確かにもっともなツッコミです。

 

その場合は、金(ゴールド)の現物を持つのはどうでしょう?インゴットや金貨などです。

 

日本円や米ドルの歴史はたかだかここ数百年程度ですが、金は人類の歴史とともに歩み続けた5千年の歴史があり、その間一度も価値がゼロになったことはありません。

 

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メープルリーフ金貨

 

第一次世界大戦後にハイパーインフレに陥ったドイツでは多くの資産家や中流階級が没落しましたが、金貨や銀貨で蓄えていた人は資産防衛に成功したという話もあります。

 

ハイパーインフレに備えて金を持つなら、1オンス以下の金貨や10g程度の小さいインゴットを複数持っておくと良いのかなと思ってます。というのも、金の1㎏のインゴットって600万円以上(2020年4月30日時点)しますからね。そんなの抱えて食糧や日用品を買いに行くのってちょっと現実的じゃない気がします。

 

1/10オンス(約3.1グラム)くらいの小型金貨なら2万円程度なので、買い物にも使用しやすいのではないかと。

 

「金貨なんてどこで買えばいいの?」

と言う人は、「金貨はどこで購入するのがおすすめ?」・・・金貨の種類によって変わりますで詳しく説明していますので、参考にしてみてください。

 

 

畑を持つ

ハイパーインフレ時には外貨や金(ゴールド)が頼りになることは歴史が証明しているわけですが、一抹の不安が残ります。今日食べる飯も不安な状況になっても、本当に紙幣や金貨を使って混乱なく買い物できるのだろうか、と。

 

貨幣経済が誕生する前の世界は物々交換が基本、中でも一番人気の『物』は食糧でした。人間食べなくちゃ生きていけませんからね。

 

そうなると、自分で畑でも持って自給自足できる体制を整えておくのがある意味一番手堅いと言えるかもしれません。 

 

ちょっと手間がかかり過ぎて性に合わないので、よっぽどのことが無い限り僕は手を出さないとは思いますけどね・・・w

 

 

 

*1:国際的な決済に用いられる通貨

*2:2019年6月24日、ジンバブエ政府は米ドルなどの外貨利用を禁止して、暫定通貨「RTGSドル」を唯一の法定通貨としました。