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こち亀201巻に登場した両津コインについて

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遅ればせながらこち亀201巻を購入して読みました。

 

 

コロナ禍やオリンピックなどの時事ネタを取り入れつつ相変わらずのこち亀ワールド全開で楽しく読めましたが、僕が一番気に入ったのは両さんがオリジナルの金貨(もどき)を作るエピソードです。

 

コインコレクターの性と言いますか、やっぱコインの登場するエピソードにはつい反応してしまうんですよね。40巻の切手やコインのコレクションの話も好きです。

 

ただ...大多数の人にとってはどうでもいいことかもしれませんが、この「両津コイン」にはコインコレクターとしてちょっと不満があったりして、今回の記事ではそのへんの愚痴を書いてみます。

 

両さんって金貨を馬鹿にしてなかったっけ?

そもそもこのエピソードは、両さんが金貨が好きで、メイプルリーフ金貨をいつも持ち歩いてるんだよ...的なところが発端になります。

 

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こち亀201巻「おめでとう50周年!の巻」より引用


「え?両さんって53巻のボーナス争奪戦の話で金貨のことバカにしてなかったっけ?」(ボーナスがこんな金貨数枚じゃ労働意欲が削がれるとかなんとか言ってた)

とちょっと気になりましたが、まあ長期連載のこち亀で設定がコロコロ変わるのはよくあること、このポイントはスルーしますw

 

 

中身は銀製か銅製にしてほしかった

で、本題はこっち。両さんオリジナルの「両津コイン」

 

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こち亀201巻「おめでとう50周年!の巻」より引用

 

500枚という発行枚数の少なさはコレクター心くすぐってくれるし、デザインも味があって良いコインです。

 

問題は、材質。表面がメッキなのは仕方ないとして、中身がプラスチックと言うのがなんともガッカリ感あります。


何がダメかって、中身がプラスチックじゃコイン特有の手に取った時のズッシリした感覚が全く無いんですよ。ここ本当大事です。

 

コインコレクターの中に大型銀貨*1専門のコレクターが多いのもこのズッシリ感が好きだからって人絶対多いと思うんですよね。勝手な想像ですけど。

表面は金メッキとしても、せめて中身は銀か銅で作って欲しかったなぁ、というのが正直なところ。中川はコインマニアのロマンがわかってない...

 

 

 

*1:円銀やモルガンダラー、ピアストル銀貨のように、概ね直径35㎜以上、重量20グラム以上くらいのサイズの銀貨のこと。明確な定義はない。