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ミステリー作品で披露される推理ってたまに「それってただの決め付けじゃない?」と思うことがある

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小説、漫画、ドラマなどなど、メディアの種類問わず、それなりにミステリー作品が好きな僕ですが、たまに、

 

「えー、その推理ってちょっと強引じゃない?思い込みによる決め付けに感じる・・・」

 

と思うときがあります。

 

今回はそんなプチ突っ込みをミステリーに対して入れてみたいと思います。最初に言っておきますが、この記事には特にオチはありません。

 

知っている漢字でもカタカナで書くときはあるよ

西村京太郎さんの小説で「十津川警部シリーズ」ってあるじゃないですか。敏腕刑事の十津川が難事件を追うミステリー小説で、非常に読みやすくてサクサク読み勧められます(これは西村京太郎作品全般に言えることですが)。

 

で、そのシリーズの、どの作品だったか覚えていないですが、こんなエピソードがあったんですよね。

 

  • 「トツガワ」というメモが残されていた
  • 「十津川」という漢字は決して難しくないのに、何故カタカナでメモを残した?
  • カタカナでメモを残すときというのは、漢字がわからないとき
  • では何故メモを残した人は、十津川の名前は知っているのに漢字を知らなかったのか?それは、電話で名前を聞いてメモったからではないのか?

 

確かに筋は通っています。でも世の中「筋が通る」だけの理屈ならいくらでも組み立てられるわけで、「トツガワ」とカタカナで残されていただけでこの推理ってのはちょっと決め付け入ってるかな、と感じます。

 

そもそも、漢字知ってても(そしてその漢字が難しくなくても)、人名をカタカナで書くことって普通にあることないですか?僕なんてしょっちゅうですけどね、だって楽だし。

 

もしも僕がミステリーの登場人物で、僕のだらしない性格ゆえのカタカナメモが発見されたら、こんな風に推理されちゃって、無意味に捜査をかく乱させてしまうのかもしれませんw

 

 

時計くらい気にしたっていいじゃない

もうひとつ、今度はみんな大好き「名探偵コナン」の中で気になったエピソードです。

 

 

 

見た目は子ども、頭脳は大人を自称するコナン(30代後半の僕から言わせれば高校生でも十分子どもだなって思いますけど)。

 

明晰な頭脳に加えて、お前どんだけ物知りなんだよと思わざるを得ない知識の持ち主ですが、彼も結構強引な推理多いと思うんですよ。

 

印象に残ってるのは、これもどの事件の話だったかは覚えてないんですが、「時計を気にするのは怪しい」とコナンが疑う場面がありました。

 

  • あの人はさっきから時計ばかり気にしている
  • 何故時間がそんなに気になるんだ(・・・怪しい)

 

と、こんな具合に。

 

 

 

いや、いいじゃないですか、時計くらい気にしても!

 

 

 

わかりますけどね、ページ数の都合などもあってサクサク話進めていかないといけないっていう事情も。それでもなお、「時計くらい気にしたっていいじゃない」って思っちゃいます。

 

だって時計をちらちら気にする理由なんて、例えば、

「新調したばかりの時計がお気に入りで、ついチラチラみてしまう」

とか、

「神経質な性格で、無意識に時間を気にしてしまう」

とか、いくらでもありそうなもんじゃないですか。「理屈と膏薬はどこにでもつく」ってやつですよ。

 

僕も時計買い換えたばかりのときは、何かにつけてチラチラ見てしまったりします。もし僕が名探偵コナンの登場人物だったら、メガネかけたドヤ顔の子どもから怪しまれてしまうのかもしれません。それ以前に、そもそもコナンの出没するところに行きたくないですけどね、危なすぎるので。

 

 

最初言ったとおり特にオチはありませんが、 今回はこのあたりで!