お手軽に副業に挑戦できるサイトとして、知識やスキルを売買することのできる「ココナラ」 が最近評判ですね。
知識・スキルの販売サイト【ココナラ】
自分のスキルをココナラで売って稼ぎたい人にとって、
- ココナラで副業をするとどのくらい稼げるのか?
- ココナラで副業する際に気をつけるべきことは?
- 副業する時間をどうやって作り出せばいい?
などなど、
気になることは多々あるかと思います。
そこで今回は、実際にココナラの「IT・プログラミング」カテゴリで活躍されている出品者の人に、ココナラでの副業収入や副業のコツなんかをいろいろと取材させていただきました。
販売実績200件以上のプラチナ出品者に取材を申し込み
今回取材させていただいたのは販売実績豊富なプラチナ出品者 mediaquery さんです。
ココナラではSSLの出品がメインですが、WEBの事なら全般的に相談に乗れますので、何なりとお申し付けください。
SSLのブログも運営しておりますので、良かったらご覧ください。
ココナラでは販売実績や購入者の満足度を元に5段階のランク付けを行っており、プラチナは最高ランクです。
mediaquery さんはWeb系の案件を得意とされていて、僕も去年、当ブログの常時SSL化対応をやっていただいてとても助かりました。
ココナラで副業を始めたきっかけや副業収入、副業のコツなど、7つの質問に答えてもらいました
各質問に対し、丁寧に答えていただきました。
ココナラで副業を始めたきっかけは?
<質問>
副業サイトや副業の方法って色々ありますが、その中でココナラを選んだ理由は何でしょうか?
<回答>
初めてココナラを知ったのは、奥さんからの紹介でした。
2017年の10月ぐらいにテレビCMなどもやっていて、『みんなの得意を売り買い』というキャッチコピーに惹かれ、お恥ずかしい話ですが、当時はお金に困っていたということもあり始めてみました。
それまでもクラウドワークス やランサーズなどの存在は知っていましたが、本業との両立が難しく手は出せませんでした。アフィリエイトサイトも数々立ち上げてきましたが、こちらも時間が作れず、どれも続かず挫折の連続でした。
ということで、好きな時間に手軽に始められそうなココナラは、自分にマッチするプラットフォームでした。
本業でもシステムエンジニアをしているので、本業のスキルをそのまま活かせますし、さらにレベルアップもできるので本業・副業で相乗効果があります。ココナラでは常時SSLの代行がメインになりますが、昨年末からサーバー移転の代行なども始め、少しずつサービスの幅を広げています。
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いきなり最初からココナラで副業を始めたというわけではなく、アフィリエイトやフリーランス向け仕事マッチングサービスなど検討していたというmediaqueryさん。
結局、作業時間の融通が効きやすいという理由でココナラを選んだわけですが、本業で培ったスキルや知識の延長線上で勝負できる上に、副業での経験を本業にフィードバックすることで好循環が生まれているみたいですね。
得意なプログラミング言語やスキルは?
<質問>
ココナラでは主に常時SSL対応案件をされているとのことですが、他に保有しているスキルや得意なプログラミング言語などあれば教えてください。
<回答>
元々はWEBデザイナーとしてこの業界に入ったので、言語と言っていいかわからないですが、HTML/CSS/JSのコーディングは会社からも高い評価を頂いています。
今はフロントエンドエンジニアという呼ばれ方をするようになり、JavaScriptも便利なフレームワークが増えて、日々勉強しています。
最近本業の方では、プロジェクトマネージャーとして上流工程を設計したり、実際手を動かしてDockerを使ったインフラ構築や、Laravelを使ったAPI開発なども携わっています。
とにかくいろいろ手を出しているので、これが得意!というものが逆にないですが、一応PHPの公式資格は持ってます。ですので、おなじみのワードプレスのカスタマイズなど、は得意で良くご依頼頂いております。
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Web系周りを中心に幅広く技術を習得されているみたいですね。ココナラは自分でサービス内容を考えて自由に出品できるので、手持ちのスキルの幅が広いほうが幅広いサービスを展開できて有利かもしれません。
ココナラでは、
- サービス設計
- 実作業
- 仕事量の管理
- スケジュール
などを全て自分で行う必要がありますから、本業でプロジェクトマネージャーとしてプロジェクト全般に関わった経験も生きてますね。まあこれはココナラだけに限った話でもなく、副業をやろうと思うと大なり小なり必要なタスクではありますが。
ココナラでの月間収入は?
<質問>
ココナラやその他副業で月間どれくらい稼いでいますか?
<回答>
その月によってバラバラなので、なかなか平均を出すのは難しいですが、昨年はココナラとそれ以外の副業合わせて200万円以上は稼ぎました(ココナラで大体半分ぐらい)。
ここまで稼ぐのは初めてなので、税金など猛勉強中です(笑)今年はココナラ以外の副業も考えているので、もっと稼ぎたいですね。
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1年間に200万以上でそのうち半分がココナラということは、ココナラでの副業収入は月間8~9万円といったところでしょうか。
繁盛期と閑散期で差が激しいとのことなので、安定した定期収入を望んでいる人にとってはココナラはやや不向きなのかもしれません。
ココナラで仕事をするときの注意点は?
<質問>
ココナラでITスキルを販売するにあたって気をつけていることがあれば教えてください。
<回答>
一番怖いのは「事故」です。データが消えてしまったとか、壊してしまったとか。
取り返しがつかないことが起きないように万全を尽くしています。そのためにもバックアップは欠かさず行っています。やっぱり元に戻したいとか、逆に壊してしまったとか、ご要望を稀に頂くので、そういったときにバックアップをしておいて良かったとなります。
その次に「情報漏洩」です。サーバーのログイン情報を頂くので、何か間違いがあってからでは遅いので、そういった機密情報は外付けのハードディスクに保存し、作業以外は触れないようにしています。
クローズ後はパスワードを変更していただくアナウンスをし、こちらも万全を尽くしています。
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「事故」や「情報漏洩」には万全の注意を払っているというmediaqueryさん。
会社の仕事であればダブルチェック体制や第三者テストがありますから、クライアント納品前にミスに気づけたりしますが、自分ひとりでやっている副業だとチェック者は基本的に自分しかいませんからね。神経質なくらい注意するに越したことはありません。
本業と副業を両立する秘訣は?
<質問>
副業に充てる時間を作り出す方法とか、本業と副業を両立する秘訣があれば教えてください。
<回答>
副業に充てる時間は混み具合にもよりますが平日は2時間。土日は5時間ぐらい費やしています。もともと趣味を仕事にした立場なので、基本的に家にいるときは大体パソコンをしているか、家事をしているかの2択です(笑)
平日の日中は職場にいるので、副業の作業はできないですが、見積の相談などスマホに通知がくるので、休憩中に返信したりしています。こういうのはスピードが命ですからね。
本業と副業の両立の秘訣は、とにかく本業は仕事を早く終わらせて帰ることです。もちろんそれが難しいときもありますが、私の会社は仕事を家に持ち帰ることも認められているので、家で本業の仕事をすることもよくあります。
会社だと電話や人とのコミュニケーションがロスになってしまうこともあるので、私は家が一番集中できます。副業が本業の成果に影響してはいけませんが、副業をしやすい会社選びも大事だと思います。
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僕もブログやnoteなどで副業(と言えるほどまだまだ稼げていませんが)をしていますが、本業でフルタイム労働をしつつ副業をしようと思うと、
「どうやって時間を作り出すのか?」
とにかくこれに頭を悩まされます。
mediaqueryさんの場合は、
- 少しでも本業を早く終わらせる
- スキマ時間を有効活用する
という方法で時間を捻出しているとのこと。
もし今後「転職する予定」&「副業する予定」がある人は、上記点を踏まえつつ「副業に向いている会社かどうか」という観点を会社選びのポイントに加えるのもありですね。
ココナラは副業サイトとしておすすめ?
<質問>
副業に挑戦する上で「ココナラ」はおすすめできますか?おすすめできませんか?理由を添えてお願いします。
<回答>
ズバリ、おすすめします。
競合が多いので、他との差別化が大事になってくると思いますが、工夫次第で稼げると思います。
私のイメージになりますが、ランサーズやクラウドワークスはCtoB、ココナラはCtoCで成り立っているビジネスモデルかと思うので、ココナラはまだまだ伸びるのではないかと思います。メルカリみたいな感覚で、手軽に出品する人が増えてくるのではないでしょうか。
でも、CtoCだからといって浅い知識では望めないと思うので、自分に自信があるものに限定して出品することをおすすめします。近々私のブログでも、ココナラで出品するコツみたいな記事を投稿する予定です。
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ココナラはテレビCMも打っているくらいの人気サービスなので、出品者側も競争が激しくなって厳しい側面もあるものの、結局はサービスの質さえよければまだまだ稼げるというのがmediaqueryさんの見解。
自分の中で「このスキル・知識なら負けない」という、他の人と差別化できるサービスを出品するのがカギです。
ココナラ以外のおすすめ副業サイトは?
<質問>
ココナラ以外で使っている副業サイトや、まだ使ったことはないけど気になっている副業サイトや副業方法などあれば教えてください。
<回答>
実は、ココナラに似ているプラットフォームで、ランサーズストアにココナラと同じ常時SSLの代行を出品しているのですが、驚くことに1件も注文がありません(笑)
ランサーズストアがココナラに勝てない理由は、私の勝手な推測ですが、CtoC向きなUI/UXになっていないことだと思います。
この時代にアプリ版がないのももったいないですし、言ったら悪いですが正直使いづらい印象です。その反面、ココナラは初心者でも参入しやすいUI/UXになっていると思うので、これからもココナラが伸びるかと思っています。
WoW!meというこちらもココナラに類似したサービスがあり私も出品していましたが、残念なことに去年サービスが終了しました。
今年、新たにやりたいと思っている副業は、自分の文章に値段をつけて販売できるプラットフォーム「note」と、「ブログ」です。ブログは既にやっているのですが、もう少し更新頻度を増やし、目的にコミットした記事を増やそうかなと試行錯誤中です。
今更感はありますが、YouTubeもまだまだ伸びると思います。5Gが2020年にサービスインする予定なので、動画コンテンツはこれからも飛躍すると予想しています。
R25の副業に関する記事も是非読んでみてください。
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ココナラの類似サービスは他にもあるものの、閑散としてたり、既にサービス終了しちゃってたり・・・どうやらCtoCのスキル売買サイトではココナラの1人勝ちの様相ですね。
2019年はIT系スキルの売買だけではなく、ブログやYoutubeなど多角的に広げていくのがmediaqueryさんの戦略のようです。
株とかの資産運用でもそうですが、リスク軽減のためには収入源を分散するのが王道です。副業収入も1つの方法にこだわらず、時間とモチベーションを確保しながら多方面の方法を模索するのが大事かもしれません。
まとめ
ココナラで実際に稼げている出品者さんから、いろいろと実のあるお話を聞くことができました。
実はこのインタビューをする前は、正直ココナラで期待できる収入ってせいぜい月に2~3万円程度かなとか思ってたんですよね(笑)実績を積み重ねていけば結構な額(月10万弱)を稼げるのだとわかりました。
今回は「IT・プログラミング」カテゴリで活躍されている人にお話を聞きましたが、イラスト系カテゴリやライティング系カテゴリなど他の人気カテゴリでも根は同じかと思われます。
- いかにして他と差別化するか
- そのための確かなスキルを持っているか
- 品質重視など、顧客目線で価値を提供できるか
ココナラで稼ぐには、このあたりがカギになりそうです。
知識・スキルの販売サイト【ココナラ】