政治家や芸能人の不倫って、とかく話題になって四方八方から叩かれたりしますよね。まあ、野次馬的注目も多いんでしょうけど、中には本気で怒っている人もちらほら見かけます。
人気商売の芸能人の不倫が問題になるのはわからなくもないです。僕は興味ないですが。
わからないのは、政治家の不倫が必要以上に話題になること。
もちろん不倫は倫理的には間違ってますし、
「パートナー以外に手を出すなら別れてからにすればいいのに。それが筋でしょ?」
とは思います。
しかし、それによって政治家としての資質を疑うってのは違うんじゃないでしょうか?
ぶっちゃけたところ、異性にだらしなかろうが誠実であろうが、仕事のできるできないには何の関係もありません。 公費を使って不倫旅行してたとかなら批判に値しますが、それ以外のプライベートな部分であればどうでもいいと思うんですよね。
医者と手術で例えてみる
例えば、あなたが生きるか死ぬかの大病を患って、一か八かの手術する以外に選択肢が無いとします。そんなとき、
医者A:
女にだらしなく、不倫し放題で妻とは別居状態。でも手術の腕はピカイチで世界的な権威。
医者B:
マイホームパパで妻にも子どもにも優しい理想的な家庭人。でもおっちょこちょいで手術の腕はイマイチ。よくミスする。
という条件の2人の医者がいたら、僕は迷うことなく医者Aに手術してもらいたいです。ノータイムで決断します。ああもちろん、それ以外の条件は同じという前提で。凄腕の医者の手術料はバカ高いとかそういうのも無しで。
「えー、不倫するような医者には手術してもらいたくないわー」
なんて思いません。自分の体を預けるのだから、手術と言う目的に合致する能力があるか否かこそが最重要ポイントで、それ以外は鼻くそみたいなもんです。
政治家でもそれは同じこと
「そんな極端な例を出されても・・・」
と思うかもしれませんが、政治家の仕事ってある意味では医者以上に重要ですよね。日本国民の幸福と安全がかかってるんですから。
政策通であることとか、官僚操作術に長けているとか、外国要人との交渉が得意とか、そういう政治家としての能力こそが重要であって、異性にだらしないとか不倫してるとか、そういうのは言ってしまえば家庭内だけの問題だと思うんですよね。
政治家としてちゃんと仕事さえしてくれれば政治家としては合格点です。