ドラゴンボールの孫悟空やピッコロさんがよくやってる
「あえて普段から重い服を着て生活し、いざ戦うとなった時に重い服を脱ぎ捨てて戦闘力アップ!」
みたいなシーンに憧れる男子(大きいお友達含む)って多いと思うんですよね。
かくいう僕も20代の頃、友人とスポーツするときに最初重いリストバンド装着してプレイして、途中で、
「ふう、どうやらこの重りを外すときが来たようだな」
と、これみよがしにリストバンドを外す...みたいな微笑ましいことやってた時がありました。
でも冷静に考えると、あの修行システムってちょっと問題があると思うんですよ。今回の記事ではそのあたりのことを書いてみました。
服を脱ぐ間相手が待っててくれるとは限らない
悟空が最初重たい服を脱いで戦闘力アップした時の対戦相手は天津飯でした。
天津飯はジェントルマンなので悟空が服脱ぎ終わるまでちゃんと待っててくれましたが、実際の戦いではなかなかそうも行きませんよね。
ピッコロさんはターバンとマントだけなので脱ぎやすそうですが(それでも一瞬隙が出来ちゃうとは思いますが)、悟空の重たい装備はアンダーシャツ(プラス、リストバンドと靴)なので、一度道着を脱ぐ必要があり、結構手間です。
「変身シーンや波動エネルギー充填中には攻撃してはいけない」
というのが日本アニメの伝統とはいえ、いつも敵が律儀に待っててくれるとは限りません。
敵の急襲を受けたときにピンチ
実際、サイヤ人編でラディッツの急襲を受けた時、最初の亀仙人の島の戦闘では悟空は服を脱ぐ暇もなくあっさりとダウンさせられちゃいました。
あの当時のラディッツと悟空の戦闘力差を考えると服を脱いでも負けていたとは思いますが(実際ラディッツはその後服を脱いで強くなった悟空を鼻で笑ってました)、不利な事には違いありません。
普段から重たい服着て生活するというのは修業的には良くても、何時何処で戦闘に巻き込まれるかわからないZ戦士としては結構危ない賭けなんじゃないかな、と。強制的にハンデ戦になっちゃうわけですからね。せめて一瞬で服を脱げるような仕組みを作っておかないと。
今回の記事はこのあたりで!