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明日から会社で使える!?漫画「よつばと!」の名言を実用性重視で選んでみました

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日常系漫画「よつばと!」。天真爛漫な5歳の女の子「よつば」を中心に、個性豊かなキャラクターが活躍する人気漫画です。毎日夜遅くまで働いているサラリーマンの癒しにも最適です。

一見何気ないようなセリフに見えて、実はなかなか奥深い「名言(迷言)」の数々が飛び出すのも「よつばと!」の特徴。気に入った名言はすぐにでも使ってみたくなるのが人の性というもの。明日にでも会社で使えそうな名言を選んでみました。 

 

 

 

なお、本記事で採り上げた名言を実際に会社で使った際の影響については責任を取りかねますので、各自自己責任でお願いします。

きょうはまつりか!?

よつば「きょうはまつりか!?

 第1話「よつばとひっこし」より

 

記念すべき「よつばと!」第1話のよつばのセリフ。田舎育ちのよつばは学校の近くで人が大勢歩いているだけで、祭りと勘違いして大興奮。人間いくつになってもこういうピュアな心は失いたくないものです。

目覚まし時計に無理やり起こされ、寝ぼけた頭で朝支度し、ふらふらと家を出る。ようやく駅に辿り着いたと思えば、待っているのはぎゅーぎゅー詰めの満員電車。世の中のサラリーマンは毎日ハードモードのゲームをプレイしているようなもの。

満員電車の人ごみを、よつばよろしく「今日は祭りか!?」と喜ぶくらいのピュアさが欲しいものです。無理やりにでも気分を盛り上げないと、とても毎日出勤していられない・・・

 

俺はプリンが好きなんだ

とーちゃん「変なもん持ってくんなよ」

ジャンボ「俺はプリンが好きなんだ」

とーちゃん「いや おまえの嗜好はいい」

第1話「よつばとひっこし」より

 

引越し先の近所で配る粗品を用意しようとするジャンボに対しとうちゃんが釘を刺しますが、ジャンボはマイペースに自分の好みを答えます。間髪入れず冷静に突っ込むとーちゃん。この2人のやりとり好きですw

会社で嫌な仕事を振られたときに、ジャンボのようにマイペースに自分の好み(好きな仕事)を主張できたらどんなに楽か・・・上司と確実な信頼関係を築けている人は試してみる価値があるかもしれません。責任は持てませんが。

 

なー復讐は何も生まねーよなー?

ジャンボ「お?どうだった?復讐は」

よつば「しんだ」

ジャンボ「なー復讐は何も生まねーよなー?」

第9話「よつばと復讐」より

 

お隣の綾瀬家に意気揚々と復讐(何の復讐だかよくわかんないですが)に向かったよつばですが、あさぎによって見事に返り討ちにあいました。そんなよつばに投げかけた、ジャンボの達観したセリフ。

会社で仕事していると、時に不愉快な思いをさせられることもあります。ドラマ「半沢直樹」のように倍返しだ!!といきたいところですが、現実はそんなことしても話がこじれるだけ、というのが常です。復讐は何も生みません。

 

「何もない」があるのよ!

恵那「ねー沖縄って何があるの?」

あさぎ「んー・・・何にもないね」

恵那「えー何にもないの?」

風香「恵那!恵那!『何もない』があるのよ!

 第14話「あさぎのおみやげ」より

 

上手いこと言ってやった感たっぷりに風香が言い放った言葉。読んでて微妙にイラっときましたが、案の定この後あさぎからチョップ制裁を受けていましたw

このセリフ、なかなか汎用性が高いです。

最近でこそ景気はそれなりに良くなってきましたが、数年前のリーマンショック直後はひどいものでした。僕が以前勤めていた会社も倒産寸前にまでいき、二期連続ボーナスカットと言う憂き目にあいました。

そんなときは、顔で笑って心で泣きながら、こう言ってやりましょう。「(ボーナスが)何もない、があるんだよ!」

 

私はお金で動く

ダンボー(みうら)「私はお金で動く」

 第28話「よつばとダンボー」より

 

パルコでダンボー展が開かれるなど、もはやすっかり有名キャラとなったダンボール製ロボットの「ダンボー」。中身がちゃっかり者のみうらなだけあって口が減らないダンボーですが、その名言の最たるものはこれでしょう。

 

このセリフももちろんサラリーマン生活に活用できます。世の中にはお金も払わずに他人の労働力をただで使おうとする不届きな経営者がいると聞きます。「サービス残業」とかいうふざけた表現を使っていますが、とどのつまりはただの泥棒と同じです。

こちとら慈善事業でやってるわけではないのですから、ズバっと言ってやりましょう。「私はお金で動く」と。

 

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俺は4分のところを6分待ってちょっとデロデロにするのが好きなんすわ

やんだ「俺は4分のところを6分待ってちょっとデロデロにするのが好きなんすわ」

第30話「よつばとやんだ」より

 

カップ麺に対するやんだの(どうでもいい)こだわりが窺い知れる1シーン。僕は4分のところを3分でフタ開けて固めの麺を食べるのが好きなので、やんだとは気が合いません。

このセリフは、仕事が遅れ気味のときに上司にしれっと進捗報告するときに使えるかもしれませんね。「僕は4日でできる仕事を6日かけてやるのが好きなんすわ。」と。この後本来のやんだのセリフだと「これは忍耐力要りますよ」と続きますが、さすがにここまで再現すると上司がプッツンきそうなので自重しておいたほうが賢明と思われます。

 

水金地火木土天海冥

ジャンボ「風香ちゃんは天体とか詳しいのか?」

風香「水金地火木土天海冥」 

ジャンボ「だめだ詳しくはなさそうだ」

第31話 「よつばとほし」より

 

よつば、とーちゃん、ジャンボ、恵那、みうら、風香の6人で天体観測に行くことに。飛び入りで参加した風香に対してジャンボが「天体詳しいの?」と聞いたところへ、風香がドヤ顔で答えた知識がこれです。

この回答により風香はジャンボから「天体詳しくない」との評価を受けてしまいますが、よくよく考えればこれは会社で使える手です。下手に知識やスキルがあると思われると、本来の自分の仕事以外の案件もどんどん押し付けられるのがサラリーマン社会の常。面倒くさいことこの上ないですね。

ならば、「僕はこの程度の知識しかありませんよ」と示すために、あえて比較的簡単な知識やスキルをドヤ顔で(←ここ重要ポイント)アピールしておけば、必要以上に厄介ごとを抱え込まなくてもすむというもの。意識の低いサラリーマンにおすすめの技です。

 

いきーているから つらいんだー

よつば「ぼーくらはみんなー いーきていーるー。いきーているから つらいんだー

第32話「よつばとあめ」より

 

この世は老いも若きも男も女も心の寂しい人ばかり。社会の荒波に揉まれていると辛いこと悲しいこと苦しいことのオンパレード。しかし、その苦しみこそが生きるということ。齢五つにしてその真理にたどり着くとは、さすがはよつばと言ったところでしょうか。

どうせ辛いことだらけなんだから、せめてよつばのように前向きに明るく生きていきたいものです。この歌を会社で口ずさめば、ひょっとしたら優しくしてもらえるかもしれません。

 

そんなことしてなんになる!?

風香「よつばちゃん じゃあかわりにー 私とおえかきしようか?」

よつば「そんなことしてなんになる!?」

第34話「よつばとうみ」より

 

海に連れて行ってもらえなくてギャン泣きするよつばを必死で慰めようとする風香。この子は若いのに本当えらいですよね。なのに、よつばからの扱いは低くて泣ける・・・

無駄な会議に無駄な書類、無駄な手続き・・・サラリーマン生活には無駄だらけ。そんなときは上司に向かって思い切ってこのセリフを叩き付けてつけてみると面白いかもしれませんがやらないほうが身のためです。

 

世の中にいらないものなんて一つもないのよ

風香「世の中にいらないものなんて一つもないのよ」

あさぎ「いや そういうのはいい」

 

綾瀬家父「世の中にはいらないものなんて一つもないんだよ」

綾瀬家母「いや お父さんそういうのはいいから」

第35話「よつばとリサイクル」より

 

会社の飲み会での上司の自慢話、長いばかりの研修、年々厳しくなるちょっとピントの外れたセキュリティ対策・・・「いらないものなんて一つもない」と自分を誤魔化して奮起させなけりゃ、とてもやってられません。

 

 

No

とーちゃん「よつば やんだも一緒に行きたいんだってさ」

ジャンボ「どうする?よつば」

やんだ「よつば一緒に牧場行こうぜ!」

よつば「No

第47話「よつばとしゅっぱつ」より

 

客の無茶な要求、上司の無茶振り・・・そんなときに面と向かって「No!」と言うことができるなら、どれほど良いか。Noと言える日本人になりたいです。

 

いちからか?いちからせつめいしないとだめか?

よつば「いちからか?いちからせつめいしないとだめか?

やんだ「このガキ・・・」

第48話「よつばとぼくじょう」より

 

牧場の楽しさをわかっていないやんだに対し、よつばが絶妙にイラっとくる表情で言い放った言葉。ここでマジ切れしないやんだは人間ができてます。

1から10まで説明しないと理解できない物分りの悪い人間がいたら、こう言ってやりましょう。まあ僕はどちらかというと、言われる側ですが。

 

心のシートベルトは忘れるな!

とーちゃん「おまえ車のシートベルトは忘れても 心のシートベルトは忘れるな!

やんだ「いや何言ってんの!?大体車のシートベルト忘れちゃだめだよ」

 第59話「よつばとやきにく」より

 

彼女のミキちゃんに振られたっぽい傷心のやんだに、とーちゃんが投げかけた暖かい(?)言葉。


現代のサラリーマンはとかくストレスが溜まりがちです。身体の不調はわかりやすいですが、心の不調はわかりにくいもの。心のシートベルトをして、しっかりと自分の心を守ってあげる必要があります。

仕事や人間関係で思い悩んでいる同僚や後輩がいたら、是非この言葉を投げかけて元気付けてあげましょう。

 

よつばは・・・やりなおせる!!

よつば「おー!!おー!!おー!!よつばは・・・やりなおせる!!

 第79話「よつばとヘルメット」より

 

ペンキを使ってイタズラの限りを尽くしたよつば。さすがのとうちゃんも怒りを通りこして脱力モード。よつばは手についたペンキがもう二度と消せないと思い込んで絶望のふちに叩き込まれますが、なんだかんだ言って優しい父ちゃんによって救済されました。反省の色も無い常に前向きなよつばのセリフが上記。ちょっとやそっとの失敗なんてモノともしないバイタリティがよつばにはあります。

サラリーマンなんぞをやっておりますと、大なり小なりミスはつきもの。真面目な人ほど自分を責めて思い悩んでしまいがちですが、挽回不可能なミスなんてものはそうそう無いもので、大抵最終的にはなんとかなったりします。そもそも個人ではなく組織で働いているわけですから、思いっきり組織に甘えてしまいましょう。

いつだってやり直せるのですよ。

 

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これがただしいの!? ただしいことなの!?

よつば「これはでんしゃのつかいかたまちがえてないの!? これがただしいの!? ただしいことなの!?」

 第95話「よつばとはらじゅく」より

 

生まれて初めて東京の満員電車を経験するよつば。大人でも音を上げたくなるほどの過酷な状況ですから、5歳児のよつばには相当きついですね、これ・・・

 

大人たちは慣れていて「これが当たり前」と思っていることでも、冷静に見つめ直してみると「いや、やっぱおかしくない?」と感じることも多々あったりしますが、都会の満員電車の異常な状況などもその1つかと。

 

仕事でも「いつもこうやってるから。これが当たり前だから」と思考停止することなく、「いや、やっぱり間違っているかも?もっと良い方法があるかも」と疑問の目を持つことは大事ですね。

 

 

【総評】癒しに乏しいサラリーマン生活だからこそ、よつばとの名言が活きる

上司のパワハラ、客のトンデモ要求、上がらない給料、もらえない有休・・・とかく、サラリーマンと言うものは大変なコトだらけで癒しに飢えています。

そんな殺伐とした毎日だからこそ、癒し系漫画の代表格として名高い「よつばと!」の名言から学ぶものも多いんじゃないかな、と思い、サラリーマン生活で使えそうな名言をまとめてみました。

つらい仕事の毎日を、少しでも面白おかしくやり過ごせたら幸いです。