「ウォーターフォール・モデルなんて時代遅れだ」
と何年も前から言われつつも、日本のシステム開発の現場では未だポピュラーな開発手法の1つとして根強く生き残っています。
プロジェクトによって工程の定義に差はあるが、開発プロジェクトを時系列に、「要求定義」「外部設計(概要設計)」「内部設計(詳細設計)」「開発(プログラミング)」「テスト」「運用」などの作業工程(局面、フェーズ)にトップダウンで分割する。
全ての会社がそうとは言いませんが、基本的にシステムエンジニアはウォーターフォール・モデルの上流工程に行けば行くほど高収入になる傾向があります。「要件定義」や「外部設計」などを担当するスキルを持ったシステムエンジニアは有利です。
要件定義とは、システムやソフトウェアの開発において、実装すべき機能や満たすべき性能などのを明確にしていく作業のこと。いわゆる上流工程の一部で、実際の開発・実装作業を始める前に行う作業の一つである。
逆に言えば、システムエンジニアとして収入アップを狙うなら上流工程のスキル・ノウハウの獲得を目指すべき、とも言えます。
今回の記事では、上流工程の1つである「要件定義」を実践的に学習するためのおすすめ本「演習で身につく要件定義の実践テクニック」を紹介します。
- 概要
- 第1章「5ステップでわかる要件定義」
- 第2章「要件定義のコミュニケーションスキル」
- 第3章「要件定義の7つ道具」
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この本が向いているのはどんな人?
- 要件定義を演習形式で学びたい人
- 今度仕事で要件定義を任されるので、予習しておきたい人
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